ボイラーを冷却した後に行う機械的清浄作業の準備作業に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第1問
ボイラーを冷却した後に行う機械的清浄作業の準備作業に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 煙道ダンパ及び他のボイラーの煙道との合流部分のダンパが、完全に閉止されていることを確認する。B 他のボイラーと蒸気管が接続している場合で、蒸気管の切り離しが不可能なため止め弁の閉止だけで遮断するときは、止め弁を完全に閉止した上で容易に操作できないようにし、操作禁止の標示をする。C 蒸気管又は他の高温流体の配管の露出した部分に触れたり、漏れた蒸気に吹かれて、やけどするおそれがないか点検し、おそれがある箇所はあらかじめ防護する。D バーナの取り外しが構造上できない場合は、燃料遮断弁の開閉の状態にかかわらず、燃料調節弁が完全に閉止となっていることを確認する。
- (1)A,B
- (2)A,B,C
- (3)A,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,Cが適切です。
【A 適切でない】
閉止するのは、他のボイラーの煙道との合流部分のダンパだけです。そのボイラー自身の煙道ダンパは、開いておきます。
自然通風で冷ますにも、中に入って作業するにも、空気の通り道が要ります。自分の煙道は開けて通し、よそからの燃焼ガスは入れない。ふさぐ先を取り違えると、作業者が熱と煙の中に閉じ込められます。
【D 適切でない】
燃料調節弁だけでは足りません。燃料遮断弁も完全に閉止し、容易に操作できないようにして、操作禁止の標示をします。「遮断弁の開閉の状態にかかわらず」という書き方が誤りです。調節弁は流れる量を加減する弁で、止めるための弁ではありません。
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【B 適切】
蒸気管の切り離しができず止め弁の閉止だけで遮断するときは、完全に閉止したうえで容易に操作できないようにし、操作禁止の標示をします。
【C 適切】
蒸気管や高温流体の配管の露出部に触れたり、漏れた蒸気に吹かれたりしてやけどするおそれがないか点検し、おそれがある箇所はあらかじめ防護します。
【他のボイラーから守る、という考え方】
蒸気 誤って弁が開けば、中の作業者に蒸気が流れ込む
燃焼ガス 合流した煙道から高温のガスが逆に流れ込む
止めたつもりの弁が、誰かの手で開けられる。整備中の事故はここから起きます。標示と施錠は、人の手に対する備えです。
出典:ボイラー整備士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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