図に示す溶接記号による溶接施工の説明として、適切でないものは次のうちどれか。…
溶接施行方法の概要に関する知識 第15問
図に示す溶接記号による溶接施工の説明として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)矢の側の開先深さを9mmとする。
- (2)矢の側の開先角度を60°とする。
- (3)矢の反対側の開先角度を90°とする。
- (4)ルート間隔を3mmとする。
- (5)溶接部をチッピング仕上げする。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
図はX形開先の記号で、基線の上下に対になっています。
基線の下側(矢の側) 開先深さ 16mm、開先角度 60°
基線の上側(矢の反対側) 開先深さ 9mm、開先角度 90°
したがって、矢の側の開先深さは9mmではなく16mmです。
【ほかの選択肢】
(2) 矢の側の開先角度を60°とする 正しい
(3) 矢の反対側の開先角度を90°とする 正しい
(4) ルート間隔を3mmとする 正しい
(5) 溶接部をチッピング仕上げする(C) 正しい
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【基線の上か下か】
下側に記号 矢の側を溶接する
上側に記号 矢の反対側を溶接する
X形開先は両側から溶接するので、上下の両方に記号が付きます。そして、上と下で開先深さも角度も別々に指定できます。
【数字の置き場所】
記号の左 開先の深さ
記号の中 ルート間隔
記号の外側 開先角度
この図では、下側に16と60°、上側に9と90°、中央に3が書かれています。
【仕上げ方法の補助記号】
C チッピング
G グラインダ(研削)
M 機械仕上げ(切削)
F 仕上げ方法を指定しない
【X形開先の利点】
両側から溶接するので、角変形が打ち消し合う
V形開先では、片側だけが大きく縮んで板が起き上がります。
【深さが上下で違うわけ】
裏側は、表側ほど深く開先を取らなくてよい
裏はつりをしてから溶接するので、浅くても健全につながります。
出典:普通ボイラー溶接士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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