シングルワイヤによるけんか巻き荷役方式の説明に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句又は数字の組合せとして、正…
揚貨装置に関する知識 第2問
シングルワイヤによるけんか巻き荷役方式の説明に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句又は数字の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。「ブームを固定した状態で、[A]台のウインチの巻上げ・巻下げ運転だけで貨物の荷役を行うことができる。デリックブームの仰角は、強度の上では大きくするほど良いが、あまり大きくし過ぎると、デリックブームが[B]危険がある。つり上げる荷の位置が2本のブームヘッドを結んだ線の[C]にないと斜めづりになる。」
- (1)A: 2 B: 立ち上がる C: 真下
- (2)A: 1 B: 立ち上がる C: 真下
- (3)A: 1 B: 立ち上がる C: 真横
- (4)A: 1 B: 倒れる C: 真横
- (5)A: 2 B: 倒れる C: 真下
正答 (1)
正答は (1)。Aが「2」、Bが「立ち上がる」、Cが「真下」です。
「ブームを固定した状態で、2台のウインチの巻上げ・巻下げ
運転だけで貨物の荷役を行うことができる。デリックブームの仰角は、強度の上では大きくするほど良いが、あまり大きくし過ぎると、デリックブームが立ち上がる危険がある。つり上げる荷の位置が2本のブームヘッドを結んだ線の真下にないと斜めづりになる。」
【けんか巻き荷役方式】
2本のデリックブームを、一方は船倉の上、もう一方は舷外に固定し、2台のウインチを同時に使って荷を運ぶ
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ブームを固定したまま、2本のロープの引き具合の差で荷を横へ移します。ブームは起伏も旋回もさせません。
ブームが2本あるのだから、ウインチも2台。これでAの欄は決まります。
【仰角を大きくし過ぎるとどうなるか】
ブームが立ちすぎて、後ろへ倒れ込む(立ち上がる)
仰角が大きいほどブームにかかる圧縮力は小さくなるので、「強度の上では大きいほど良い」のは正しいところです。ただし立てすぎると、ロープの引きでブームが行き過ぎて、反対側へ倒れます。これを「立ち上がる」といいます。
【斜めづりを防ぐ位置】
2本のブームヘッドを結んだ線の真下
2本のロープが荷の真上で合わさるようにします。真下からずれていると、荷が引き寄せられて振れ、斜めづりになります。
【斜めづりの危険】
荷が急に振れる / ロープに思わぬ力がかかる
けんか巻きはブームを動かせないので、荷の位置を正しく選ぶことでしか防げません。そこがこの方式の難しさです。
【仰角】
ブームと水平面との角度
仰角が小さい(伏せている)ほど、ブームには大きな圧縮力がかかります。
出典:揚貨装置運転士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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