ワイヤロープに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
揚貨装置に関する知識 第3問
ワイヤロープに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ワイヤロープのより方には、「Sより」と「Zより」があり、一般に「Zより」が多く使われている。
- (2)「Zより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、右上側から左下方向へ、ストランドがよられている。
- (3)「ラングより」のワイヤロープは、ロープのよりの方向とストランドのよりの方向が反対である。
- (4)フィラー形29本線6よりロープ心入りは、「IWRC6×Fi(29)」と表示される。
- (5)「ラングより」のワイヤロープは、「普通より」のワイヤロープに比べて素線のよりの傾斜が緩やかで、シーブに接する部分などの摩耗の度合は少ないが、キンクしやすく、玉掛け用には使われない。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
ラングよりのワイヤロープは、ロープのよりの方向とストランドのよりの方向が同じです。反対なのは普通よりのほうです。
【二つのより方】
普通より ロープのより方向と素線のより方向が反対
ラングより ロープのより方向と素線のより方向が同じ
「同じ向きにそろえる」のがラングよりと覚えます。素線がロープの軸に対してゆるい傾きで並ぶので、シーブに当たる面が広くなり、摩耗に強くなります。
【ほかの選択肢】
(1) より方には「Sより」と「Zより」があり、一般に「Zより」が
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多く使われる 適切
(2) 「Zより」は、ロープを縦にして見たとき、右上側から左下方向へ
ストランドがよられている 適切
(4) フィラー形29本線6よりロープ心入りは「IWRC6×Fi(29)」
と表示される 適切
(5) 「ラングより」は「普通より」に比べて素線のよりの傾斜が
緩やかで、摩耗の度合は少ないが、キンクしやすく、玉掛け用には
使われない 適切
【SよりとZより】
Zより ロープを縦に見て、右上から左下へストランドが走る
Sより その逆
アルファベットの形をそのまま思い浮かべると分かります。一般に使われるのはZよりです。
【ラングよりの長所と短所】
長所 摩耗に強い。シーブとの接触面が広い
短所 キンクしやすい。より戻りやすい。
玉掛け用には使われない
キンクとは、ロープがねじれて輪ができ、それが締まって折れ曲がることです。いったんキンクすると強さが大きく落ちます。
【ロープの表示の読み方】
IWRC ロープ心が鋼心(より線)であること
6 ストランドの数
Fi(29) フィラー形で素線29本
出典:揚貨装置運転士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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