かご形誘導電動機のY-Δ始動法に関する記述として,誤っているものは。…
一般問題 第10問
かご形誘導電動機のY-Δ始動法に関する記述として,誤っているものは。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
Y-Δ始動法では、始動のときに固定子巻線をY結線にして、各相に加わる電圧を定格電圧の1/√3に下げます。トルクは電圧の2乗に比例するので、始動トルクはΔ結線で全電圧始動した場合の1/3になります。「同じである」とした(2)(ロ)が誤りです。
【正しい選択肢】
(1) 固定子巻線をY結線にして始動したのち、Δ結線に切り換える方法である
(3) Δ結線で全電圧始動した場合に比べ、始動時の線電流は1/3に低下する
(4) 始動時には固定子巻線の各相に定格電圧の1/√3倍の電圧が加わる
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【1/3になる理由】
相電圧 Y結線では1/√3
相電流 電圧に比例して1/√3
線電流 Δ結線では相電流の√3倍だが、Y結線では相電流と同じなので、全体として1/√3 × 1/√3 = 1/3
トルク 電圧の2乗に比例して(1/√3)² = 1/3
【間違えやすい点】
始動電流を小さくできる代わりに、始動トルクも小さくなります。重い負荷をつないだまま始動すると、回り出せないことがあります。電流もトルクも「1/3」と組で覚えてください。
出典:令和6年度下期第一種電気工事士学科試験 問10(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
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