コージェネレーションシステムに関する記述として,最も適切なものは。…
一般問題 第16問
コージェネレーションシステムに関する記述として,最も適切なものは。
- イ受電した電気と常時連系した発電システム
- ロ電気と熱を併せ供給する発電システム
- ハ深夜電力を利用した発電システム
- ニ電気集じん装置を利用した発電システム
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
コージェネレーションシステムは、燃料を燃やして発電し、そのときに出る排熱を給湯や冷暖房、蒸気などに利用する仕組みです。電気と熱を併せて供給するところが、この方式の定義そのものです。
【なぜ効率が上がるのか】
発電所で燃料を燃やして発電すると、投入した熱の半分以上が排熱として捨てられます。コージェネレーションは発電設備を需要家の敷地内に置き、その捨てられるはずの熱を現地で使います。電気だけを見た効率は低くても、電気と熱を合わせた総合効率は70%から80%程度まで上がります。熱は遠くへ運べないので、発電を消費地の近くで行うことが前提になります。
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【主な原動機】
ガスエンジン 都市ガスなどを燃料とする。小中規模で広く使われる
ガスタービン 排熱の温度が高く、蒸気として取り出しやすい
燃料電池 水素と酸素の反応で発電し、同時に温水が得られる
【誤りの選択肢】
(1) 受電した電気と常時連系した発電システム これは系統連系のことで、自家発電設備を電力系統とつないで運転する形態を指します。熱の利用については何も言っていません
(3) 深夜電力を利用した発電システム 深夜電力は安い時間帯の電気を使って蓄熱や蓄電をする使い方であり、発電ではありません
(4) 電気集じん装置を利用した発電システム 電気集じん装置は排ガス中のばいじんを静電気で捕らえる環境装置です。発電とは無関係です
【間違えやすい点】
コージェネレーションは「熱電併給」と訳されます。電気と熱の両方を取り出すことが要点なので、選択肢の中に熱の話が出てくるものを探せば迷いません。
出典:令和7年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問16(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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