③に示す避雷器の施設に関する記述として,不適切なものは。…
一般問題 第32問
③に示す避雷器の施設に関する記述として,不適切なものは。
- イ受電電力の容量が500 kW 未満であっても,雷害の多い地区で架空電線路に接続されている高圧受電設備には,避雷器を施設すべきである。
- ロ高圧受電設備の高圧架空引込ケーブルが長い場合,避雷器は引込口のほか,受電設備内の主遮断装置に近接する箇所にも施設することが望ましい。
- ハ避雷器には,保安上電路から切り離せるように,限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器を施設した。
- ニ受電電力の容量が500 kW 以上の需要場所の引込口には,避雷器を施設する必要がある。
正答 ハ
正答は (3)。
【結論】
図の③は、受電設備の避雷器(LA)です。避雷器を電路から切り離せるようにするには、断路器を施設します。限流ヒューズ付きの開閉器を入れると、雷の大きな電流でヒューズが溶断して避雷器が切り離され、そのあとの雷から設備を守れなくなります。限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器を施設した(3)(ハ)が不適切です。
【正しい選択肢】
(1) 受電電力500kW未満でも、雷害の多い地区で架空電線路に接続されている高圧受電設備には、避雷器を施設すべきである
(2) 高圧架空引込ケーブルが長い場合、引込口のほか、主遮断装置に近接する箇所にも施設することが望ましいケーブルが長いと、引込口の避雷器だけでは受電設備内の機器を十分に守れないことがあります
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(4) 受電電力500kW以上の需要場所の引込口には、避雷器を施設する必要がある高圧架空電線路から受電する受電電力500kW以上の需要場所の引込口には、避雷器の施設が義務づけられています(電気設備の技術基準の解釈 第37条)
【避雷器の接地】
高圧の避雷器にはA種接地工事を施します(解釈 第37条)。雷の電流を速やかに大地へ流すため、接地線は太く短くします。
【間違えやすい点】
避雷器の電源側に入れてよいのは断路器で、ヒューズは入れません。「切り離せるように」という目的は同じでも、ヒューズは雷で勝手に切れてしまう点が違います。
出典:令和8年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問32(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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