③に示す電路及び接地工事の施工として,不適切なものは。…
一般問題 第32問
③に示す電路及び接地工事の施工として,不適切なものは。
- イ建物内への地中引込の壁貫通に防水鋳鉄管を使用した。
- ロ電気室内の高圧引込ケーブルの防護管(管の長さが2 mの厚鋼電線管)の接地工事を省略した。
- ハピット内の高圧引込ケーブルの支持に樹脂製のクリートを使用した。
- ニ接地端子盤への接地線の立上りに硬質ポリ塩化ビニル電線管を使用した。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
ケーブル工事による高圧屋内配線では、ケーブルを収める管などの防護装置の金属製部分に、A種接地工事を施さなければなりません。接触防護措置を施す場合はD種接地工事でもよいとされています(電気設備の技術基準の解釈 第168条)。
低圧の配線のように「長さが短ければ省略できる」という定めは、高圧にはありません。長さ2mの厚鋼電線管でも接地工事は省略できず、(2)(ロ)が不適切です。
【正しい選択肢】
(1) 地中引込の壁貫通に防水鋳鉄管を使用した地中から建物に入る部分は、水が入らないように防水の処理をした管を使います
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(3) ピット内の高圧引込ケーブルの支持に樹脂製のクリートを使用したクリートはケーブルを固定する金具・部品です。樹脂製のものも使われます
(4) 接地端子盤への接地線の立上りに硬質ポリ塩化ビニル電線管を使用した人が触れるおそれのある場所では、接地線を合成樹脂管などで保護します
【低圧との違い】
低圧(300V以下)のケーブル工事では、防護装置の金属製部分が長さ4m以下で乾燥した場所にあるときなどに、D種接地工事を省略できます。高圧ではこの緩和がないことを押さえてください。
【間違えやすい点】
「2m」という短い長さが示されているので、省略できそうに見えます。高圧か低圧かを先に確かめてください。
出典:令和4年度第一種電気工事士学科試験 問32(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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