図のような組合せ滑車を用いて質量4tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最も近いものは、(1)~(5)のう…

林業架線作業に必要な力学に関する知識 第37問

図のような組合せ滑車を用いて質量4tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最も近いものは、(1)~(5)のうちどれか。ただし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。

林業架線作業主任者 2024年上半期(2024年10月公表) 第37問の図
正答 (3)
正答は (3)。9.8kN です。 【滑車の組み方を読む】 上に定滑車が2個(天井に固定) 下に動滑車が2個(荷と一緒に動く) 一本の索が、上下の滑車を行き来している → 荷を支えている索の枝が4本 【必要な力】 荷にかかる重さ  4 × 9.8 = 39.2kN F = 39.2 ÷ 4 = 9.8kN 【この形の数え方】 荷を支えている索の枝の数で割る 動滑車を一つずつたどって半分にしていく形(カスケード)とは数え方が違います。一本の索が何本もの枝になって荷を支える形では、枝の数を数えます。
解説の続きをみる続きを閉じる
上下に2個ずつ → 枝は4本 → 力は4分の1 【図で枝を数える】 下の動滑車を通って上へ戻る索が、何本あるか 動滑車の軸を支えている索を数えれば分かります。この図では、下の二つの動滑車を結ぶ横棒を、4本の索が吊っています。 【仕事の量は変わらない】 力が 1/4 になる → 引く距離は 4倍 荷を1m上げるには、索を4m引かねばなりません。得をしているのは力だけです。 【ほかの選択肢】 (1) 4.9kN  枝を8本と数えた場合 (2) 6.5kN  枝を6本と数えた場合 (4) 13.1kN  枝を3本と数えた場合 (5) 19.6kN  枝を2本と数えた場合 枝の数え違いが、そのまま選択肢になっています。 【二つの数え方を使い分ける】 カスケード形(動滑車が数珠つなぎ) → 2の n 乗で割る 組合せ滑車(上下に並ぶ)      → 枝の数で割る 図をよく見て、どちらの形かを見分けます。

出典:林業架線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「林業架線作業に必要な力学に関する知識」のほかの問題

  1. 2025年上半期(2025年10月公表) 第37問図のような組合せ滑車を用いて質量60kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な錘の質量
  2. 2025年下半期(2026年4月公表) 第35問図のように三つの重りをつるした天びんがつり合うとき、重りPの質量及び天びんを支えるための
  3. 2023年上半期(2023年10月公表) 第33問図のようにO点に作用している力Pを三つの力に分解するとき、三つの分力の組合せとして、最も
  4. 2023年下半期(2024年4月公表) 第31問物体の質量、重量、比重及び荷重に関するA~Dの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは
  5. 2023年下半期(2024年4月公表) 第39問質量1tの物体を傾斜角40°の斜面に置き、この物体の重量を斜面に平行な方向の力Pと斜面に
  6. 2024年下半期(2025年4月公表) 第37問図のような組合せ滑車を用いて質量6tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値は、

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク