図のように三つの重りをつるした天びんがつり合うとき、重りPの質量及び天びんを支えるための力Fの組合せとして、正しいものは…

林業架線作業に必要な力学に関する知識 第35問

図のように三つの重りをつるした天びんがつり合うとき、重りPの質量及び天びんを支えるための力Fの組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。

林業架線作業主任者 2025年下半期(2026年4月公表) 第35問の図
正答 (4)
正答は (4)。P が20kg、F が490N です。 【図の読み方】 左端(0cm)  20kg 支点F     30cm P       40cm 右端      70cm  10kg 支点からの距離に直すと、 20kg  左へ30cm P   右へ10cm(40 - 30) 10kg  右へ40cm(70 - 30) 【モーメントのつり合い】 20 × 30 = P × 10 + 10 × 40 600 = 10P + 400 10P = 200
解説の続きをみる続きを閉じる
P = 20kg 【支える力F】 ぶら下がっている質量の合計  20 + 20 + 10 = 50kg F = 50 × 9.8 = 490N 【距離は支点から測る】 図に書いてあるのは、左端からの寸法 そのまま使わず、支点からの距離に直します。ここがこの設問のいちばんの落とし穴です。Pは左端から40cm、支点からは10cmです。 【検算】 左  20 × 30 = 600 右  20 × 10 + 10 × 40 = 200 + 400 = 600 両辺が合いました。 【解く順序】 ① 図の寸法を、支点からの距離に直す ② モーメントのつり合いから、分からない質量を出す ③ 質量を全部足して、9.8をかける 質量(kg)のまま足してから、最後に9.8をかけるのが速いやり方です。 【ほかの選択肢】 (1) 10kg、294N (2) 10kg、392N (3) 20kg、294N  Pは合っているがFが違う (5) 30kg、588N (3)が紛らわしい選択肢です。294Nは30kgぶんの重さで、 支点にぶら下がる合計を数え違えると出てきます。

出典:林業架線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「林業架線作業に必要な力学に関する知識」のほかの問題

  1. 2024年下半期(2025年4月公表) 第35問図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~
  2. 2025年上半期(2025年10月公表) 第33問図のようにO点に三つの力P₁、P₂、P₃が作用しているとき、これらの合力に最も近いものは
  3. 2023年上半期(2023年10月公表) 第31問物体の質量及び重量に関するA~Dの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれ
  4. 2023年上半期(2023年10月公表) 第39問質量1tの物体を傾斜角40°の斜面に置き、この物体が斜面から滑り落ちようとする斜面に平行
  5. 2023年下半期(2024年4月公表) 第37問図のような組合せ滑車を用いて質量6tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最
  6. 2024年上半期(2024年10月公表) 第35問図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びんを支えるための力Fの値に最も近いも

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク