国土交通省自動車局による自動運転ガイドラインに定められた車両の自動運転化の水準(レベル)に関する次の記述のうち、妥当でな…
基礎知識 問題56
国土交通省自動車局による自動運転ガイドラインに定められた車両の自動運転化の水準(レベル)に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。
- (1)レベル1は、縦方向か横方向か、いずれかの車両運動制御に限定された機能についてシステムが運転支援を行い、安全運転については運転者が主体となる。
- (2)レベル2は、縦方向・横方向、両方の方向の車両運動制御について自動運転機能を有するが、安全運転については運転者が主体となる。
- (3)レベル3は、全ての方向の車両運動制御について自動運転機能を有し、人の介入を排除し、安全運転についてもシステム側が完全に主体となる。
- (4)レベル4は、限られた領域で無人自動運転を実施し、システム側が安全運転主体となる。
- (5)レベル5は、自動運転に関わるシステムが全ての運転タスクを実施し、システム側が安全運転主体となる。
正答 (3)
正答は (3)。これが妥当でありません。
国土交通省自動車局の「自動運転車の安全技術ガイドライン」(2018年9月)は、SAE(米国自動車技術会)の定義に沿って、自動運転のレベルを0〜5に分けています。レベル3(条件付自動運転)は、限定された領域(走行環境条件)の中で、システムが全ての運転タスクを行うものですが、システムの作動の継続が困難な場合には、運転者がシステムの介入要求などに適切に応答することが求められます。「人の介入を排除し、システムが完全に主体となる」とする点が誤りです。
【ほかの選択肢】
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(1) レベル1(運転支援):システムが縦方向(加減速)か横方向(操舵)のどちらかの車両運動制御を行い、安全運転の主体は運転者です 妥当
(2) レベル2(部分運転自動化):縦方向と横方向の両方の車両運動制御をシステムが行いますが、安全運転の主体は運転者です 妥当
(4) レベル4(高度運転自動化):限定された領域の中で、システムが全ての運転タスクを行い、作動継続が困難な場合の対応もシステムが行います。安全運転の主体はシステムです 妥当
(5) レベル5(完全運転自動化):領域の限定なく、システムが全ての運転タスクを行い、安全運転の主体はシステムです 妥当
【見分け方】
レベル2までは「運転者が主体」、レベル3からは「システムが主体」ですが、レベル3だけは、いざという時に運転者が引き継ぐ前提があります。
出典:令和3年度 行政書士試験 問題56(一般財団法人行政書士試験研究センター公表)出典元ページ
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