ニューマチックケーソンにおいて、作業室内における安全衛生上の所要空気量が、刃口下部から土砂中に漏出する空気量を上回ってい…

圧気工法 第5問

ニューマチックケーソンにおいて、作業室内における安全衛生上の所要空気量が、刃口下部から土砂中に漏出する空気量を上回っているときに、全体の所要空気量の算定式の中に算入しないものは次のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。刃口下部から土砂中に漏出する空気量を算入しません。 【判断の分かれ目】 刃口下部から土砂中に漏出する空気量 作業室内における安全衛生上の所要空気量 この二つは足し合わせません。大きいほうだけを採ります。 問題文は「所要空気量が、刃口下部から漏出する空気量を上回っているとき」と断っています。したがって所要空気量のほうを採り、漏気は算入しません。 【なぜ足さないのか】 刃口下から漏れ出す空気も、作業室の空気を入れ替えている 漏れた分だけ新しい空気が送り込まれるのですから、それ自体が換気になっています。漏気が換気所要量より少ないときは、足りない分ではなく、換気所要量そのものを見込みます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【常に算入するもの】 (1) 送気管の継手から漏出する空気量 (2) エアロック、シャフトの継手から漏出する空気量 (4) エアロックの開閉により漏出する空気量 これらは換気の役には立たない、純粋な損失です。必ず足します。ワイヤボックスから漏出する空気量も同じです。 【まとめると】 Q = 継手からの漏気の合計 + エアロックの開閉分     + 刃口下部からの漏気と換気所要量のうち大きいほう 【逆の場合】 漏気が換気所要量より多かったなら → 漏気を採り、所要空気量を落とす 数値を比べてから決めるのがこの設問の要点です。この回のように「上回っている」と言葉で示される場合もあれば、数値を与えて比べさせる場合もありますが、考え方は同じです。 【一人当たりの所要空気量】 40㎥/時間 作業者の人数を掛けて、換気所要量を出します。 【圧気トンネルでは】 「刃口下部から」が「切羽前面から」に変わるだけで、考え方は同じです。

出典:高圧室内作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「圧気工法」のほかの問題

  1. 2023年下半期(2024年4月公表) 第5問ニューマチックケーソン工事に関し、刃口下部から土砂中に漏出する空気量が150 ㎥/h、作
  2. 2024年上半期(2024年10月公表) 第3問ニューマチックケーソンの施工に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  3. 2024年下半期(2025年4月公表) 第1問ニューマチックケーソン工法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  4. 2024年下半期(2025年4月公表) 第9問有害ガス等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  5. 2025年上半期(2025年10月公表) 第7問ニューマチックケーソンの沈下掘削に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  6. 2025年下半期(2026年4月公表) 第5問圧気トンネル工法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク