高圧室内業務を行うときにあらかじめ定めることとされている作業計画において、法令上、示さなければならない事項に該当しないも…

関係法令 第35問

高圧室内業務を行うときにあらかじめ定めることとされている作業計画において、法令上、示さなければならない事項に該当しないものは次のうちどれか。

正答 (2)
正答は (2)。平均作業圧力は、作業計画に示さなければならない事項に該当しません。 【作業計画に示す事項】 一 作業室又は気こう室へ送気する気体の成分組成 二 当該高圧室内業務における最高の圧力 三 加圧を開始する時から減圧を開始する時までの時間 四 加圧及び減圧の速度 五 減圧を停止する圧力及び当該圧力下において減圧を停止   する時間 いずれも「どう加圧し、どう減圧するか」にかかわる事項です。 【なぜ平均ではなく最高なのか】 法令が求めているのは「最高の圧力」であって、平均ではない
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平均では、安全の管理ができないから 減圧症は最も高い圧力に、どれだけの時間さらされたかで決まります。平均をとってしまうと、危険な時間帯が薄まって見えなくなります。だから法令は、平均ではなく、加圧・減圧の経過そのものを定めさせます。 【ほかの選択肢】 (1) 送気する気体の成分組成 該当する (3) 加圧及び減圧の速度 該当する (4) 減圧を停止する圧力及びその時間 該当する (5) 加圧を開始する時から減圧を開始する時までの時間該当する 【気体の成分組成】 ふつうの空気か、ヘリウム混合ガスか 混合ガスを使う場合は、その比率まで計画に示します。 【減圧を停止する圧力と時間】 いわゆる減圧表 体内の不活性ガス分圧がM値を超えないように、どの圧力で何分止まるかを、あらかじめ計算して決めておきます。 【加圧開始から減圧開始までの時間】 高圧下にいる全体の時間 長くいるほど、体内に溶ける不活性ガスが増えます。この時間が減圧の手順を決める、いちばんの要素です。 【作業計画の位置づけ】 あらかじめ定めるもの 現場で行き当たりばったりに決めるのではなく、計算に基づいて先に決めておくことが求められています。

出典:高圧室内作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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