市の保健センターに勤務する新任期の保健師A は、人事異動する中堅期の保健師B の担当していたC さん(50 歳、男性)を…
午後 第50問
市の保健センターに勤務する新任期の保健師A は、人事異動する中堅期の保健師B の担当していたC さん(50 歳、男性)を受け持つことになり、管理職の保健師が保健師A のサポートを行うことになった。C さんは統合失調症をもつ単身者で生活保護を受給している。2 年前に生活保護の担当者から被害妄想を訴えてくると相談があり、保健師B が援助を開始していた。援助開始当初は、C さんは精神科の外来通院を中断しており、C さんの問題行動に対して近隣からたびたび苦情や対応要請の連絡が入った。保健師に対しても警戒心が強かったが、保健師B の援助により通院の再開に至っていた。C さんは通院を継続しており、保健センターのデイケアにも通い続けている。デイケア担当者からC さんが就労を希望していることを聞き、保健師A はC さんの就労支援を行うことにした。最初にC さんに提案する社会資源で適切なのはどれか。
- (1)就労移行支援
- (2)ハローワーク
- (3)就労継続支援A 型
- (4)就労継続支援B 型
正答 (4)
正答は (4)。就労継続支援 B 型を最初に提案します。
就労継続支援 B 型は、雇用契約を結ばずに、体調や力に合わせて作業をし、工賃を受け取る障害福祉サービスです。C さんは長く働いておらず、通院とデイケアでようやく生活が安定してきたところなので、無理のない範囲で働くことに慣れていく最初の場として適しています。B 型の対象には、就労の経験があって年齢や体力の面で一般企業への雇用が難しくなった人や、50歳に達している人などが含まれ、50歳の C さんは利用の対象になります。
【ほかの選択肢】
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(1) 就労移行支援 一般企業への就職を目指して、原則2年の期間で訓練を受けるサービス。最初の段階としては負担が大きい 誤り
(2) ハローワーク 一般の就職の紹介を受ける場で、働くことに慣れる前の段階では負担が大きい 誤り
(3) 就労継続支援 A 型 事業所と雇用契約を結んで働き、最低賃金が保障される。決まった時間に安定して働くことが求められるため、最初の段階では負担が大きい 誤り
出典:2023年(令和5年) 保健師国家試験 問50(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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