人口約10 万人のA 市で慢性腎臓病の予防に関する施策の策定をすることになった。その基礎資料を作成するために、ある一時点…
午後 第52問
人口約10 万人のA 市で慢性腎臓病の予防に関する施策の策定をすることになった。その基礎資料を作成するために、ある一時点での慢性腎臓病の有無と高血圧の有無の関連を検討することにした。調査を実施する際に、市民全員を対象とすることは困難であると考えた。そのため、調査者の主観が介入しない方法で対象者を選ぶことにした。適切な方法はどれか。
- (1)層 化
- (2)標準化
- (3)マッチング
- (4)無作為抽出
- (5)無作為化(割付)
正答 (4)
正答は (4)。無作為抽出で対象者を選びます。
無作為抽出は、母集団(ここでは市民全体)のだれもが同じ確率で選ばれるように、くじや乱数などを使って標本を選ぶ方法です。調査者の主観が入らないので、選んだ標本が母集団を代表し、結果を市民全体にあてはめて考えることができます。
【ほかの選択肢】
(1) 層化 年齢や地区などの属性で母集団をいくつかの層に分けること。分けた後の層からの抽出に無作為抽出を組み合わせて使う 誤り
(2) 標準化 年齢構成などの違いを補正して集団どうしを比べる方法(年齢調整など) 誤り
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(3) マッチング 症例対照研究などで、症例と対照の性や年齢などの条件をそろえる方法 誤り
(5) 無作為化(割付) 介入研究で、対象者を介入群と対照群に偶然に任せて振り分けること。対象者を選ぶ方法ではない 誤り
【見分け方】
無作為抽出は「誰を調べるか」を選ぶ方法、無作為割付は「選んだ人をどの群に入れるか」を決める方法です。
出典:2023年(令和5年) 保健師国家試験 問52(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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