住民から「最近、近所に引っ越してきた家族の3 歳ぐらいの男の子が、毎日、昼ころから暗くなるまで1 人で走り回っている。子…
午後 第55問
住民から「最近、近所に引っ越してきた家族の3 歳ぐらいの男の子が、毎日、昼ころから暗くなるまで1 人で走り回っている。子どもを叱責する声と子どもの泣き声が何度も家の中から聞こえて気になる」と市の保健福祉センターに通告があった。市の住民基本台帳から、家族は父親(24 歳、会社員)、母親(20 歳、無職)とAちゃん(3 歳3 か月、男児)の3 人暮らしで、1 か月前に転入していたことを把握した。市の保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
- (1)地域の育児サークルを紹介する。
- (2)居住地の児童委員に問い合わせる。
- (3)児童相談所の職員と家庭訪問をする。
- (4)市の3 歳児健康診査の受診を勧奨する。
正答 (3)
正答は (3)。児童相談所の職員と一緒に家庭訪問をします。
3歳の子が毎日長い時間一人で外にいる(ネグレクトの疑い)うえに、叱責の声と泣き声が何度も聞こえ、両親は若く、1か月前に転入したばかりで周りに頼れる人も少ないと考えられます。虐待のリスクが高いので、通告を受けたらできるだけ早く、子どもの姿を直接見て安全を確かめる必要があります。危険が大きい場合に一時保護などの権限をもつ児童相談所の職員と一緒に訪問することで、安全の確認と、その後の対応の判断を速やかに行えます。
【ほかの選択肢】
(1) 地域の育児サークルを紹介する 子どもの安全を確かめる前に行う対応ではない 誤り
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(2) 居住地の児童委員に問い合わせる 転入したばかりで情報は乏しいと考えられ、問い合わせだけでは子どもの安全を確かめられない 誤り
(4) 3歳児健康診査の受診を勧奨する 健診の機会を待っていては、子どもの安全の確認が遅れる 誤り
【関連する知識】
虐待の通告を受けたときは、48時間以内に子どもを直接目で見て安全を確かめることが望ましいとされています。
出典:2023年(令和5年) 保健師国家試験 問55(厚生労働省 公表)出典元ページ
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