A さん(70 歳、男性)は定年退職後、年金の給付を受けて、妻と2 人で暮らしている。2年前にParkinson〈パーキ…
午後 第8問
A さん(70 歳、男性)は定年退職後、年金の給付を受けて、妻と2 人で暮らしている。2年前にParkinson〈パーキンソン〉病と診断された。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類でステージⅢとなり、A さんの妻が医療費助成の申請のため保健所に来所した。その際に家庭訪問の日時を約束し、保健師が訪問したところ、A さんは「入浴や通院のときに不安を感じることがあるが、何とか自分のことは1 人でできている」と話した。初回訪問時の情報収集で優先度が高いのはどれか。
- (1)住環境
- (2)家族関係
- (3)経済状況
- (4)病院への通院方法
正答 (1)
正答は (1)。住環境の情報を優先して集めます。
Hoehn-Yahr のステージⅢは、姿勢反射の障害(体のバランスを立て直す反応の低下)がみられ、転びやすくなる段階ですが、日常生活は介助なしで送れる状態です。A さんも「入浴や通院のときに不安を感じる」と話しています。転倒を防ぎ、自分でできる生活を長く続けられるよう、浴室や段差、手すり、通路などの住環境を最初に確かめることが優先されます。
【ほかの選択肢】
(2) 家族関係 支援を考えるうえで必要だが、転倒の危険に直接関わる住環境の確認が先 誤り
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(3) 経済状況 定年後で年金を受け、医療費助成も申請している。初回訪問での優先度は低い 誤り
(4) 病院への通院方法 通院の不安への支援として必要だが、日々の生活の安全に関わる住環境の確認の方が優先される 誤り
【関連する知識】
指定難病の医療費助成の対象は、Hoehn-Yahr 重症度分類でステージⅢ以上かつ生活機能障害度2度以上のパーキンソン病です。
出典:2024年(令和6年) 保健師国家試験 問8(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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