⁹⁹Mo‒⁹⁹ᵐTc ジェネレータをミルキングしたときの⁹⁹ᵐTc の放射能を表すのはどれか。…

午後 第2問

⁹⁹Mo‒⁹⁹ᵐTc ジェネレータをミルキングしたときの⁹⁹ᵐTc の放射能を表すのはどれか。ただし、AMを⁹⁹Mo の放射能、λTを⁹⁹ᵐTc の壊変定数、λMを⁹⁹Mo の壊変定数、t をミルキング後の経過時間とする。

診療放射線技師 2023年(令和5年) 第2問の選択肢の図
正答 (4)
正答は (4)。0.877 × A_M × λ_T/(λ_T-λ_M)×(e^(-λ_M t)-e^(-λ_T t))です。 (表示の問題文の末尾にある「λM -」は、紙面の式の一部が崩れて入った字です。) 【式の考え方】 ミルキングの直後(t=0)は⁹⁹ᵐTc が0 で、そこから親の⁹⁹Mo の壊変で⁹⁹ᵐTc が生まれ、自らも壊変していきます。親子の壊変の式(ベイトマンの式)から、⁹⁹ᵐTc の放射能は A_T = b × A_M × λ_T ÷(λ_T - λ_M)×(e^(-λ_M t)- e^(-λ_T t))となります。b は⁹⁹Mo の壊変のうち⁹⁹ᵐTc を経由する割合
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(分岐比)で、約0.877 です。 【見分け方】 ・半減期は⁹⁹Mo が約66時間、⁹⁹ᵐTc が約6時間で、λ_T > λ_M です。分母を λ_T - λ_M にすると係数が正になります。 ・t が大きくなると e^(-λ_T t)が先に0 に近づき、A_T は A_M の約0.877 × λ_T ÷(λ_T-λ_M)倍で親とともに減る過渡平衡になります。括弧の中は e^(-λ_M t)が先です。 ・係数の分子は子の壊変定数 λ_T です(放射能 = λ_T × 原子数)。 【ほかの選択肢】 (1) 分子が λ_M で、分母の向きも逆 誤り (2) 分子が λ_M で、分母の向きと括弧の中の順も逆 誤り (3) 分子が λ_M で、括弧の中の順も逆 誤り (5) 括弧の中の順が逆で、値が負になる 誤り

出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問2(厚生労働省 公表)出典元ページ

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