X 線CT 像(別冊No. 1)を別に示す。左の正常画像に対して右の画像のアーチファクトで正しいのはどれか。…
午後 第14問
X 線CT 像(別冊No. 1)を別に示す。左の正常画像に対して右の画像のアーチファクトで正しいのはどれか。
- (1)メタル
- (2)リング
- (3)カッピング
- (4)エリアシング
- (5)パーシャルボリューム
正答 (3)
正答は (3)。カッピングアーチファクトです。
【画像の所見】
円形の均一なファントムの像です。左の正常画像は全体が同じ
明るさですが、右の画像は辺縁が白く明るく、中心に向かうほど
暗くなっています。均一な物体なのに、中心の CT 値が低く、辺縁が高くなる、お椀(カップ)の断面のような分布です。
X 線は、物体の中心を通るほど長い距離を透過し、その間に低いエネルギーの成分が先に吸収されて線質が硬くなります(ビームハードニング)。硬くなった X 線は減弱が小さく見積もられるので、中心部の CT 値が低くなります。
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【ほかの選択肢】
(1) メタル 金属から放射状に伸びる筋状の影 誤り
(2) リング 検出器の感度不良による同心円状の輪 誤り
(4) エリアシング 標本化の不足による細かい縞模様 誤り
(5) パーシャルボリューム スライス内で異なる組織が平均化されて CT 値がずれる 誤り
【対策】
ウェッジ(ボウタイ)フィルタや、ビームハードニングの補正
処理で抑えます。
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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