FPD で正しいのはどれか。…
午前 第77問
FPD で正しいのはどれか。
- (1)画像歪はI. I. と同等である。
- (2)素子間の感度補正が必要である。
- (3)ダイナミックレンジはアナログシステムと同等である。
- (4)直接変換方式ではX 線をシンチレータで光に変換する。
- (5)リアルタイムでX 線画像をアナログ信号として出力する。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
FPD は、たくさんの小さな検出素子(画素)を並べた検出器です。素子ごとに感度(ゲイン)や暗電流による信号(オフセット)にばらつきがあるので、そのままではむらのある画像になります。そこで、X 線を当てない画像(オフセット補正)と、一様に X 線を当てた画像(ゲイン補正)を使って、素子間の感度の違いを補正します。欠陥のある素子の補正も行います。
【ほかの選択肢】
(1) 画像歪は I.I. と同等 I.I. は曲面の入力面や電子レンズのため、糸巻き形のひずみや周辺の歪みがあります。FPD は平面の検出器で、幾何学的なひずみはほとんどありません 誤り
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(3) ダイナミックレンジはアナログと同等 X 線量に対する出力が広い範囲で直線的で、増感紙・フィルム系(アナログ)よりダイナミックレンジが広くなります 誤り
(4) 直接変換方式はシンチレータで光に変換 シンチレータで光に変えるのは間接変換方式(CsI など)です。直接変換方式は a-Se などの光導電体で X 線を直接電荷に変えます 誤り
(5) アナログ信号として出力 素子の信号は A/D 変換されて、デジタルの信号として出力されます 誤り
【方式の比較】
直接変換 ― X 線 → 電荷(a-Se)。鮮鋭度が高い
間接変換 ― X 線 → 光(CsI)→ 電荷(フォトダイオード)。
感度が高い
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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