小細胞肺癌の治療で正しいのはどれか。…
午後 第41問
小細胞肺癌の治療で正しいのはどれか。
- (1)限局期では化学療法併用の寡分割照射が推奨される。
- (2)大動脈浸潤がある場合は外科切除が第一選択である。
- (3)縦隔リンパ節転移がある場合は定位照射の適応である。
- (4)遠隔転移がある場合は根治的放射線療法が第一選択である。
- (5)限局期の初回治療で完全寛解が得られた場合には予防的全脳照射を行う。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
小細胞肺癌は脳への転移が多いので、限局型で初回の治療により完全寛解(またはそれに近い効果)が得られた患者には、予防的全脳照射(PCI)を行うことで、脳転移を減らし、生存期間の延長が期待できるとされています。
【ほかの選択肢】
(1) 限局型では、化学療法と同時に、1日2回の加速過分割照射などを行うのが標準です。寡分割照射ではありません 誤り
(2) 大動脈に浸潤した腫瘍は切除が難しく、化学放射線療法の対象です 誤り
(3) 定位照射は、リンパ節転移のない早期の小さな腫瘍が対象です。縦隔リンパ節転移がある場合は、化学療法と通常の胸部照射を組み合わせます 誤り
(4) 遠隔転移がある進展型では、化学療法(免疫療法を含む)が治療の中心です。放射線治療は症状の緩和などに使います 誤り
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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