インバータ式X 線高電圧装置で正しいのはどれか。2 つ選べ。…
午後 第75問
インバータ式X 線高電圧装置で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- (1)単相電源ではフィードバック制御はできない。
- (2)単相電源で三相X 線装置並みの線質を得られる。
- (3)装置の定格出力は電源インピーダンスに依存する。
- (4)インバータ回路は半導体制御素子6 個をブリッジ形に接続する。
- (5)非共振形装置の管電圧制御はインバータ周波数を変化させることで行う。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。正しいのはこの2つです。
(2) インバータ式では、商用電源を一度直流にし、それを数 kHz
以上の高い周波数の交流に変えてから昇圧・整流します。周波数が高いので、整流した後の管電圧のリプルがとても小さくなり、単相の電源でも三相の装置と同じくらい平らな管電圧(線質)が得られます。
(3) 装置が大きな出力を出すには、電源から大きな電流をとる
必要があります。電源の配線のインピーダンスが大きいと、電圧が下がって出力が出せなくなるので、装置の定格出力は電源のインピーダンス(電源設備の容量)に依存します。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 単相電源ではフィードバック制御はできない 管電圧や管電流を測って制御するフィードバック制御は、単相電源の装置でも行えます 誤り
(4) 半導体素子6個をブリッジ形に接続 インバータ回路は、一般に4個の素子をブリッジ形(フルブリッジ)に接続します。6個のブリッジは三相の整流回路の形です 誤り
(5) 非共振形は周波数を変えて制御 非共振形はパルスの幅を変える方式(PWM)で管電圧を制御します。周波数を変えて制御するのは共振形です 誤り
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問75(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第72問中性子の性質で正しいのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第6問成人の検査対象臓器と超音波プローブの組合せで適切なのはどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第39問直交2 門照射図(別冊No. 9)を別に示す。ターゲットに均一な線量を投与するための0°
- 2023年(令和5年) 第72問75 keV の光子がタングステンのK 殻軌道電子との光電効果を起こしたとき放出された光
- 2024年(令和6年) 第5問始業点検時において自動露出制御機構を用いたX 線撮影でmAs 値が通常よりも大きい値とな
- 2024年(令和6年) 第38問標準計測法12 の線量計の校正で国家標準とのトレーサビリティが必要なのはどれか。
スポンサーリンク

