MRI の拡散強調像で正しいのはどれか。2 つ選べ。…
午後 第4問
MRI の拡散強調像で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- (1)真の拡散係数が得られる。
- (2)組織のT₂値の影響を受ける。
- (3)急性期脳梗塞で低信号を呈する。
- (4)b 値が低いほど拡散が強調される。
- (5)水分子のブラウン運動を画像化している。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。正しいのはこの2つです。
(5) 拡散強調像は、組織の中の水分子の不規則な動き
(ブラウン運動、拡散)を画像にしたものです。強い傾斜磁場(MPG)を加え、動いた水分子の信号が下がることを利用し、拡散が制限されている所ほど高信号に写ります。
(2) 拡散強調像は T₂強調の性質を持つ撮像(エコー時間の長い
EPI など)で撮るため、T₂ 値の長い組織は拡散が正常でも高信号になることがあります(T₂ shine-through)。
【ほかの選択肢】
(1) 真の拡散係数が得られる 拡散強調像から計算されるのは、血流などの影響も含んだ見かけの拡散係数(ADC)です 誤り
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(3) 急性期脳梗塞で低信号 急性期の脳梗塞では細胞性浮腫で水の拡散が制限され、高信号になります。ADC 画像では低信号です 誤り
(4) b 値が低いほど拡散が強調される b 値は MPG の強さを表し、b 値が高いほど拡散が強く強調されます 誤り
【T₂ shine-through の見分け方】
拡散強調像で高信号 + ADC が低い → 拡散の制限(梗塞など)
拡散強調像で高信号 + ADC が高い → T₂ shine-through
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問4(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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