始業点検時において自動露出制御機構を用いたX 線撮影でmAs 値が通常よりも大きい値となった。考えられる原因はどれか。…
午後 第5問
始業点検時において自動露出制御機構を用いたX 線撮影でmAs 値が通常よりも大きい値となった。考えられる原因はどれか。ただし、他の条件は同一とする。
- (1)管電圧を高くした。
- (2)照射野を狭くした。
- (3)焦点検出器間距離を短くした。
- (4)バックアップ時間を大きくした。
- (5)厚さの薄いファントムを使用した。
正答 (2)
正答は (2)。照射野を狭くすると、mAs 値は大きくなります。
自動露出制御(AEC)は、検出器の前(または中)に置いた採光野のセンサに届く X線の量が一定になった時点で照射を止めます。照射野を狭くすると、被写体(ファントム)から出る散乱線が減り、センサに届く線量も減ります。そのぶん同じ量に達するまでの時間が長くなり、mAs 値は大きくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 管電圧を高くすると透過力が上がり、センサに早く線量が届くので mAs 値は小さくなる。誤り
(3) 焦点検出器間距離を短くすると、逆二乗則でセンサの線量率が上がるので mAs 値は小さくなる。誤り
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(4) バックアップタイマは、AEC が働かないときに照射を止める安全装置。大きくしても通常の mAs 値は変わらない。誤り
(5) 薄いファントムでは透過する線量が増え、mAs 値は小さくなる。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問5(厚生労働省 公表)出典元ページ
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