肺癌に対しアイソセンタに処方線量60 Gy を前後対向2 門で照射したときの線量分布図(別冊No. 8)を別に示す。矢印…

午後 第37問

肺癌に対しアイソセンタに処方線量60 Gy を前後対向2 門で照射したときの線量分布図(別冊No. 8)を別に示す。矢印で示す点の線量[Gy]に最も近いのはどれか。

診療放射線技師 2023年(令和5年) 第37問の図
正答 (3)
正答は (3)。約55 Gy です。 【図の見方】 アイソセンタ(腫瘍の中心)が100%で、そこに60 Gy を処方しています。矢印の×印は、腫瘍を囲む黄色の95%の等線量曲線のすぐ外側で、紫の90%の曲線よりは内側にあります。 したがって、この点の線量は処方線量の90〜95%の間です。 【計算】 90%:60 Gy × 0.90 = 54 Gy です。 95%:60 Gy × 0.95 = 57 Gy です。 この間(54〜57 Gy)なので、最も近いのは55 Gy です。
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【ほかの選択肢】 (1) 45  75%にあたる。紫(90%)より内側の点では低すぎる 誤り (2) 50  約83%にあたる。同上 誤り (4) 58  約97%にあたる。95%の曲線の内側の値 誤り (5) 66  110%にあたる。この分布にそのような領域はない 誤り 【この分布の特徴】 前後対向2門では、肺を通る中央部より、体表に近い前後の部分 (ビルドアップを過ぎた浅い深さ)に100%の高線量域ができます。 胸壁と縦隔の間では肺の低い密度のため、線量の分布がゆがみます。

出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問37(厚生労働省 公表)出典元ページ

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