全身被ばくで正しいのはどれか。…
午後 第66問
全身被ばくで正しいのはどれか。
- (1)γ線6 Gy の被ばく後に生じる主な死因は腸管死である。
- (2)被ばくした直後に意識消失があった場合、致死的である。
- (3)X 線を3 Gy 被ばくした場合10 分以内に重度の頭痛が生じる。
- (4)被ばく線量が高いほど腸管死が生じるまでの期間は短くなる。
- (5)中性子線3 Gy の被ばくであれば適切な治療介入によって回復可能である。
正答 (2)
正答は (2)。被ばく直後に意識消失があった場合は致死的です。
急性放射線症候群では、被ばく後すぐに前駆症状(吐き気・嘔吐、頭痛、発熱、意識障害など)が現れ、その出る早さと重さが被ばく線量の目安になります。被ばく直後に意識を失うのは、きわめて高い線量を受けた徴候で、救命は困難とされます。
【ほかの選択肢】
(1) γ線 6 Gy の全身被ばくでは、主な死因は骨髄障害(造血器障害)による感染・出血。腸管死はおよそ 10 Gy を超える線量で起こる。誤り
(3) 3 Gy の被ばくで、10分以内に重い頭痛が出ることはない。早い時間の重い症状は、はるかに高い線量で現れる。誤り
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(4) 腸管死までの期間は、線量によらずほぼ一定(1〜2週間程度)とされる。線量が高いほど短くなるのは中枢神経死の範囲。誤り
(5) 中性子線は RBE が大きく、3 Gy の吸収線量でも、γ線に換算するとずっと大きな影響になる。回復可能とはいえない。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問66(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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