X 線の分割照射で正しいのはどれか。…
午後 第68問
X 線の分割照射で正しいのはどれか。
- (1)SLD 回復は誘導されない。
- (2)寡分割照射では1 日2 ~3 回照射する。
- (3)総線量が同じであれば、分割回数を増やすと晩期の有害事象が増加する。
- (4)総線量と分割回数が同じであれば、全照射期間が長い方が細胞の生存率は高い。
- (5)骨転移緩和照射では、1 回8 Gy の単回照射と比べて疼痛再発のリスクが上がる。
正答 (4)
正答は (4)。総線量と分割回数が同じなら、全照射期間が長い方が細胞の生存率は高くなります。
照射期間が長くなると、その間に生き残った細胞が分裂して数を増やします(再増殖)。とくに照射の途中から腫瘍細胞の増殖が速まること(加速再増殖)が知られており、同じ総線量・同じ回数でも、期間が延びると最終的に残る細胞が多くなります。治療の休止で治療期間が延びると、局所制御率が下がるのはこのためです。
【ほかの選択肢】
(1) 分割の間に亜致死損傷(SLD)回復が起こる。誘導されないのではない。誤り
(2) 1日2〜3回照射するのは過分割照射(多分割照射)。寡分割照射は1回線量を大きくして回数を減らす方法。誤り
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(3) 総線量が同じなら、分割回数を増やす(1回線量を小さくする)ほど晩期の有害事象は減る。誤り
(5) 骨転移の緩和照射では、分割照射の方が 8 Gy 単回照射より再照射が必要になる割合が低い。分割照射で疼痛再発のリスクが上がるのではない。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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