水の吸収線量をBragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論で求める式はどれか。…

午前 第79問

水の吸収線量をBragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論で求める式はどれか。ただし、水中に設置された空洞空気に生じた電荷量をQ、空洞空気の質量をm、空洞空気の吸収線量をDₐᵢᵣ、水の質量衝突阻止能を(Scol/ρ)、空気の質量衝突阻止能を(Scol/ρ)とする。Q /ρ)

診療放射線技師 2024年(令和6年) 第79問の選択肢の図
正答 (4)
正答は (4)。Dw = Dair ×(Scol/ρ)w ÷(Scol/ρ)air です。 Bragg-Gray の空洞理論では、水の中に十分小さな空気の空洞があっても、そこを通る電子の数とエネルギー分布は変わらないと考えます。同じ電子が空気と水に与えるエネルギーの比は、両者の質量衝突阻止能の比になるので Dw ÷ Dair =(Scol/ρ)w ÷(Scol/ρ)air したがって Dw = Dair ×(Scol/ρ)w ÷(Scol/ρ)air となります。空気の吸収線量は、電荷 Q と空気の質量 m から
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Dair =(Q/m)×(Wair/e) で求めます。 【ほかの選択肢】 (1) Q/m に阻止能比をかけている。Q/m は単位質量当たりの電荷で、W/e をかけないと線量にならず、阻止能比も逆。誤り (2) m/Q は Q/m の逆数で、次元が合わない。誤り (3) 阻止能比が逆(空気÷水)。誤り (5) Q/m と Dair を重ねてかけており、式として成り立たない。阻止能比も逆。誤り ※表示の問題文では、阻止能の添字(w と air)が欠けています。紙面では水が(Scol/ρ)w、空気が(Scol/ρ)air です。

出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問79(厚生労働省 公表)出典元ページ

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