MR 像(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すアーチファクトの原因はどれか。…

午後 第5問

MR 像(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すアーチファクトの原因はどれか。

診療放射線技師 2025年(令和7年) 第5問の図
正答 (5)
正答は (5)。アーチファクトの原因は動脈の拍動です。 【画像の見方】 上腹部の T₁強調像(造影後)で、大動脈が強い高信号に写っています。矢印の2か所には、大動脈とよく似た丸い 高信号が、大動脈の前(肝臓の中)と後ろ(椎体の左前)に、大動脈から同じ間隔で並んでいます。これは大動脈のゴースト(偽像)です。 大動脈は心臓の拍動に合わせて血流が周期的に変わるので、位相エンコードのたびに信号が変わり、その信号が位相方向(この画像では前後方向)に、一定の間隔で繰り返し写ります。これが拍動(流れ)によるアーチファクトです。
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【ほかの選択肢】 (1) 金属 金属の周りに信号の欠損やゆがみを生じます 誤り (2) 磁化率 空気と組織の境界などで信号の欠損やゆがみを生じます 誤り (3) 折り返し 撮像範囲(FOV)の外の部分が、反対側に折り返して重なるもので、大動脈が並んで写るものではありません 誤り (4) 化学シフト 脂肪と水の境界で、周波数方向に白や黒の帯が生じるものです 誤り 【対策】 プリサチュレーション(撮像断面の上下の血液の信号を先に抑える)、心電図同期、位相方向の入れ替えなど

出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問5(厚生労働省 公表)出典元ページ

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