右季肋部縦走査の超音波像(別冊No. 2)を別に示す。矢印で示すアーチファクトはどれか。…

午後 第6問

右季肋部縦走査の超音波像(別冊No. 2)を別に示す。矢印で示すアーチファクトはどれか。

診療放射線技師 2025年(令和7年) 第6問の図
正答 (5)
正答は (5)。矢印で示すアーチファクトは多重反射です。 【画像の見方】 右季肋部の縦走査で、肝臓の下に胆嚢(黒い袋状の構造)が写っています。矢印は、胆嚢の内腔の前壁(プローブ側)に近い部分にある、線状・帯状の淡い高エコーです。胆嚢の中は胆汁で本来無エコーなので、このエコーは実際の構造物ではなく、腹壁などの強い反射体とプローブの間で超音波が何度も往復して生じた偽像です。 多重反射は、プローブに近い浅い所に、等間隔に並んだ線状のエコーとして出やすく、胆嚢や膀胱、嚢胞のような液体の中で目立ちます。
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【ほかの選択肢】 (1) 音響陰影 結石や骨の後ろが黒く抜けるものです 誤り (2) 外側陰影・(4) 側方陰影 丸い腫瘤や嚢胞の両側の縁の後ろに、細い黒い影が出るものです 誤り (3) 鏡面反射 横隔膜のような強い反射面を鏡のようにして、反対側に肝臓などの像が写るものです 誤り 【見分け方】 プローブの角度や圧迫を変えると、多重反射の位置や形は変わります。本物の病変(ポリープや胆泥)は体位を変えると動き方が違うことで区別します。

出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問6(厚生労働省 公表)出典元ページ

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