放射線治療で正しいのはどれか。2 つ選べ。…
午後 第28問
放射線治療で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- (1)PTV はCTV よりも大きい。
- (2)PTV とリスク臓器は重なることはない。
- (3)平坦化フィルタを除くと線量率を上げることができる。
- (4)放射線治療計画CT ではFOV を腫瘍にできるだけ絞って撮影する。
- (5)粒子線治療におけるブロードビーム法ではコリメータは不要である。
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。正しいのはこの2つです。
(1) PTV(計画標的体積)は、CTV に呼吸などによる動きの
マージン(内的マージン)と、毎回の位置合わせの誤差のマージン(セットアップマージン)を加えた体積なので、CTV より大きくなります。
(3) 直線加速器の平坦化フィルタは、照射野の線量を平らに
するために中心部の X 線を弱めています。これを除いたFFF(flattening filter free)ビームでは、中心の線量率を大きく上げられ、照射時間を短くできます。定位照射などで使われます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(2) PTV とリスク臓器は重ならない 腫瘍がリスク臓器に近いと、PTV とリスク臓器(やそのマージンの PRV)は重なることがあります。その部分の線量の配分を治療計画で工夫します 誤り
(4) 治療計画 CT は FOV を腫瘍に絞る 線量計算には体の外形や組織の密度の情報が要るので、体の輪郭全体が入る FOV で撮影します 誤り
(5) ブロードビーム法ではコリメータは不要 ビームを散乱体などで広げてから、コリメータ(患者ごとのコリメータや多分割コリメータ)で腫瘍の形に合わせ、ボーラスで深さを調整します 誤り
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第27問ドーズキャリブレータで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第60問筋組織が横紋筋であるのはどれか。2 つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第94問撮影線量に依存する画像雑音はどれか。
- 2023年(令和5年) 第27問副腎皮質シンチグラフィで、放射性医薬品を投与してから撮影開始までの時間として適切なのはど
- 2023年(令和5年) 第60問アナフィラキシーショックに用いる第一選択薬はどれか。
- 2023年(令和5年) 第93問腹部CT 像(別冊No. 16)を別に示す。正しい組合せはどれか。
スポンサーリンク

