呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第37問
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることにより行われる。
- (2)胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
- (3)肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
- (4)血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
- (5)呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部である。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部ではなく延髄です。
【ほかの選択肢】
(1) 呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩を
することにより行われる 正しい
(2) 胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれて肺内へ流れ込む空気が
吸気 正しい
(3) 肺胞内の空気と毛細血管中の血液との間のガス交換は外呼吸
正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、
呼吸が速く深くなる 正しい
【脳の部位とはたらき】
延髄 呼吸、心拍、血圧の中枢
間脳の視床下部 体温調節、食欲、睡眠の中枢
小脳 運動の調節、平衡の保持
呼吸は延髄、体温は視床下部。この二つを入れ替える出題が毎回のように出ます。
【何が呼吸を促すか】
血液中の二酸化炭素濃度(分圧)の上昇
酸素が減ったからではありません。息を止めていて苦しくなるのも、二酸化炭素がたまるためです。
【外呼吸と内呼吸】
外呼吸 肺胞と毛細血管の間のガス交換
内呼吸 血液と組織細胞の間のガス交換
外は肺、内は組織です。
【肺には筋肉がない】
肺は自分で膨らんだり縮んだりできない
横隔膜と肋間筋が胸郭を広げ、その結果として肺が受け身に膨らみます。
【数字】
呼吸数 1分間に16〜20回
1回換気量 約500mL
呼気 酸素約16%、二酸化炭素約4%
出典:第一種衛生管理者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「労働生理」のほかの問題
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第43問体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第41問視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第39問腎臓又は尿に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1)~(5)のう
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第38問消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第37問呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第35問腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
スポンサーリンク

