厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

労働衛生(有害業務に係るもの) 第11問

厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 労働者のばく露量と比べるばく露限界として最も適しているのは、日本産業衛生学会の許容濃度や、それに相当する値です。管理濃度は適していません。 【管理濃度とばく露限界は別】 管理濃度   その場所の良否を判断するための行政上の指標 ばく露限界  その人が吸ってよい量の目安 管理濃度は、作業環境測定の結果を第一から第三の管理区分に分けるために国が定めた行政上の区切りです。個人が吸った量を評価するためのものではありません。 【ほかの選択肢】 (1) 最初に実施するのは、危険性または有害性を特定すること
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                           正しい (2) 過去に実際に発生した重篤度ではなく、最悪の状況を想定   した最も重篤な負傷または疾病の重篤度を見積もる  正しい (4) 管理的対策よりも、局所排気装置の設置等の衛生工学的対策を   優先する                     正しい (5) 優先順位の高い措置で十分にリスクが低減されるなら、   低い措置の検討は必要ない             正しい 【最悪を想定するわけ】 たまたま軽く済んだ過去の例に合わせると、備えが足りなくなる 同じ事故でも、運が良ければかすり傷、悪ければ失明します。リスクアセスメントでは、起こり得るいちばん重い結果を想定します。 【リスク低減措置の優先順位】 一 危険性・有害性のより低い物質への代替 二 工学的対策(密閉化、局所排気装置) 三 管理的対策(作業手順の改善、立入禁止) 四 保護具の使用 上にあるほど、人の行いに左右されないというのが、この順番の理由です。 【リスクアセスメントの手順】 危険性・有害性の特定 リスクの見積り低減措置の検討 低減措置の実施 結果の記録と周知

出典:第一種衛生管理者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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