化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

労働衛生(有害業務に係るもの) 第17問

化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 一酸化炭素による中毒は、ヘモグロビンと強く結びついて酸素の運搬を妨げることで起こります。ヘモグロビン合成の障害による貧血や溶血ではありません。 ヘモグロビン合成の障害による貧血は、鉛中毒の症状です。 【ほかの選択肢】 (2) 二酸化窒素 …… 肺水腫、気管支炎        正しい (3) シアン化水素 …… 細胞内での酸素利用の障害による   呼吸困難、けいれん                正しい (4) 硫化水素 …… 脳神経細胞の障害による意識消失、呼吸麻痺
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                           正しい (5) 弗化水素 …… 骨の硬化、斑状歯         正しい 【酸素にまつわる三つを区別する】 一酸化炭素  ヘモグロビンに結びついて、酸素を運べなく          する シアン化水素 細胞に届いた酸素を、細胞が使えなくする 酸素欠乏   そもそも空気中に酸素が足りない 運搬の障害・利用の障害・供給の不足。段階が違います。一酸化炭素中毒の人に酸素を吸わせても効きにくいのは、運ぶ役のヘモグロビンがふさがっているからです。 【一酸化炭素の特徴】 無色・無臭で気づかない ヘモグロビンとの結合力は酸素の200倍以上 症状は頭痛、めまい、意識障害。後遺症が残ることもある 【鉛中毒】 貧血(ヘモグロビン合成の障害) 腹部の疝痛 末梢神経障害(伸筋の麻痺) 貧血が出るのは鉛です。一酸化炭素では、赤血球そのものは減りません。 【弗化水素の斑状歯】 弗素が骨や歯に沈着する 骨が硬くなり、歯に斑点が出ます。慢性中毒に特有の所見です。 【二酸化窒素】 水に溶けにくいので、肺の奥まで届いて肺水腫を起こす

出典:第一種衛生管理者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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