事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人…
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 第33問
事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人数は次のうちどれか。ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を600㎥/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.018㎥/hとする。
- (1)14人
- (2)16人
- (3)18人
- (4)20人
- (5)22人
正答 (4)
正答は (4)。20人です。
【使う式】
必要な換気量 = 1人当たりの呼出二酸化炭素量 × 人数
÷(室内の許容濃度 − 外気の濃度)
濃度は百万分率なので、そのままでは割れません。100万分の1に直してから計算します。
【濃度の差】
1,000ppm − 400ppm = 600ppm
600 ÷ 1,000,000 = 0.0006
【人数を出す】
600 = 0.018 × 人数 ÷ 0.0006
0.018 × 人数 = 600 × 0.0006 = 0.36
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人数 = 0.36 ÷ 0.018 = 20
【つまずきやすいところ】
外気の400ppmを引き忘れる → 答えが小さくなる
百万分の1に直し忘れる → 桁が合わなくなる
外気にも二酸化炭素は含まれています。入れ換える空気が最初から400ppmを持ち込んでいるので、室内で増やせる余地は600ppm分しかありません。
【式の意味】
出てくる量 = 持ち去る量 のつり合い
人が出す二酸化炭素の量と、換気が運び出す量がつり合ったところで、濃度は一定になります。
【逆に問われることもある】
人数が与えられて、必要な換気量を求める形
その場合は、同じ式を換気量について解きます。
換気量 = 0.018 × 人数 ÷ 0.0006
どちらを問われても、使う式は一つです。
【基準の数字】
室内の二酸化炭素濃度 1,000ppm以下
外気の二酸化炭素濃度 おおむね400ppm
この二つは、そのまま覚えておくと計算が速くなります。
出典:第一種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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