感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 第32問
感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体をばらまく感染源になることがある。
- (2)インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、主として、A型及びB型である。
- (3)インフルエンザ発症後のウイルスの排出期間は、一般的に7日間程度であるが、この間、排出されるウイルスの量は、解熱してもほとんど変化しない。
- (4)結核は、初期症状は風邪とよく似ているが、2週間以上続く咳や痰及び微熱や倦怠感がある。
- (5)風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症で、免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、胎児に感染し出生児が先天性風しん症候群(CRS)となる危険性がある。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
インフルエンザのウイルスの排出量は、解熱とともに減っていきます。「解熱してもほとんど変化しない」は誤りです。
【排出の移り変わり】
発症の直前から発症直後がいちばん多い
熱が下がるにつれて減る
排出そのものは1週間ほど続く
排出の期間が7日間程度続くのは正しいのですが、その間ずっと同じ量が出ているわけではありません。設問は、正しい前半に誤った後半をつないでいます。
【ほかの選択肢】
(1) 感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアと
いい、気付かずに感染源になることがある 正しい
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(2) 流行の原因となるのは主としてA型とB型 正しい
(4) 結核は、2週間以上続く咳や痰、微熱、倦怠感
正しい
(5) 免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、
先天性風しん症候群の危険がある 正しい
【インフルエンザの三つの型】
A型 流行の原因になる。変異しやすい
B型 流行の原因になる
C型 流行を起こさない。症状も軽い
【感染の三つの経路】
接触感染 手や物を介して
飛沫感染 咳やくしゃみのしぶき
空気感染 しぶきが乾いた飛沫核が漂う
インフルエンザは主に飛沫感染と接触感染、結核と麻しんは空気感染です。ノロウイルスは接触感染と経口感染で、吐物が乾いて舞い上がることもあります。
出典:第一種衛生管理者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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