血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第40問
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)血液は、血漿と有形成分から成り、血漿には、アルブミン、グロブリンなどの蛋白質が含まれている。
- (2)赤血球は、血球の中で最も多く、全血液の体積の約60%を占めている。
- (3)血小板は、核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与している。
- (4)出血すると、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、血球と結合して凝固する。
- (5)ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体を持つ。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
赤血球が全血液の体積に占める割合は、約40%です。60%ではありません。
この割合をヘマトクリット値といいます。男性で約45%、女性で約40%が目安です。
【ほかの選択肢】
(1) 血液は血漿と有形成分から成り、血漿にはアルブミン、
グロブリンなどの蛋白質が含まれる 正しい
(3) 血小板は核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与
正しい
(4) 出血すると、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、
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血球と結合して凝固する 正しい
(5) A型の血清は抗B抗体を持つ 正しい
【血液の組成】
血漿 約55% 液体の部分
有形成分 約45% 赤血球、白血球、血小板
有形成分のほとんどは赤血球です。だから赤血球の割合は、有形成分の割合とほぼ同じ約40〜45%になります。
【数の多さ】
赤血球 いちばん多い
血小板 次に多い
白血球 いちばん少ない
体積の割合(約40%)と、数の順番は別の話です。混ぜないようにします。
【寿命】
赤血球 約120日
血小板 約10日
白血球 種類によるが、短いものは数日
【ABO式血液型】
A型 赤血球にA抗原、血清に抗B抗体
B型 赤血球にB抗原、血清に抗A抗体
AB型 両方の抗原、抗体はなし
O型 抗原なし、抗A抗体と抗B抗体の両方
自分が持っていない抗原に対する抗体を持つ、という組み立てです。
【凝固の流れ】
フィブリノーゲン(水に溶ける) → フィブリン(溶けない)
この繊維が網になり、血球をからめて塊になります。
出典:第一種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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