胸部の模式図(別冊No. 1)を別に示す。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の重症例にみられる心尖拍動はどこか。…
B問題 第12問
胸部の模式図(別冊No. 1)を別に示す。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の重症例にみられる心尖拍動はどこか。
- (1)①
- (2)②
- (3)③
- (4)④
- (5)⑤
正答 (5)
正答は (5)。⑤の位置(心窩部)です。
【見るところ】
模式図(別冊No. 1)の①②は前胸部の上方、③④は乳頭の内側の高さの左右、⑤は剣状突起の下(心窩部)を指しています。
正常の心尖拍動は、左の第5肋間で鎖骨中線のやや内側に触れます(図の④の付近)。重症のCOPDでは、肺が過膨張して横隔膜が下がり、心臓が縦長に垂れ下がった形(滴状心)になります。そのため心尖拍動は正常の位置では触れにくくなり、剣状突起の下、心窩部で触れるようになります。右室の拡大(肺性心)がある場合にも、心窩部で右室の拍動を触れます。
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【ほかの選択肢】
(1) ① (2) ② 前胸部の上方。心尖拍動の位置ではない 違う
(3) ③ 右の前胸部。心尖拍動を触れる位置ではない 違う
(4) ④ 正常の心尖拍動の位置に近い 違う
【心尖拍動の位置が外側下方にずれるとき】
左室が大きくなったとき(大動脈弁閉鎖不全症、拡張型心筋症
など)です。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問12(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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