地球の熱収支の観点から気温の日変化を考察した場合(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選…

航空気象 第2問

地球の熱収支の観点から気温の日変化を考察した場合(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)太陽放射の入射エネルギーは正午に最大となり、日没でゼロになる。(b)地球放射は気温が高まると増加し、下がると減少するが、太陽放射のような極端な変化はない。(c)通常、最低気温は日の出の少し後、最高気温は正午に観測される。(d)地球の自転により気温の日変化を生じている。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(d)の三つです。 (a)正しい。地表に入る太陽放射は、太陽高度が最も高くなる正午ごろに最大となり、日没でゼロになります。(b)正しい。地球(地表)からの放射は温度が高いほど強くなるので、気温が上がると増え、下がると減ります。ただし昼も夜も出続けるので、昼と夜でゼロと最大を行き来する太陽放射のような極端な変化はありません。(c)誤り。最低気温が日の出の少し後に現れるのは正しいのですが、最高気温は正午ではなく、午後2時ごろに現れるのが普通です。正午を過ぎても、しばらくは入る太陽放射が出ていく地球放射を上回り、地表と大気に熱がたまり続けるためです。(d)正しい。地球が自転して昼と夜が繰り返されるので、太陽放射の入り方が1日の周期で変わり、気温の日変化が生じます。
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【気温の日変化の目安】 最低気温 日の出の少し後(夜の間、放射冷却が続くため) 最高気温 午後2時ごろ(入る熱が出る熱を上回る間は上がり続けるため) 曇りの日は昼の日射も夜の放射冷却も弱まるので、日変化(日較差)は小さくなります。

出典:令和元年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問2(国土交通省 公表)出典元ページ

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