ドラッギング運動に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学(回転翼) 第8問

ドラッギング運動に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)中立位置より進む角度をリード角、遅れる角度をラグ角という。(b)オートローテーションのときは、ブレードは中立位置より前方向に進む。(c)ブレードは回転面内において、空気抗力と遠心力により決まるある一定のドラッグ角をとる。(d)ラグ角は、ブレードの回転数が高いと大きく、揚力が大きいと小さくなる。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(c)の三つです。 (a)正しい。中立位置より進む角度がリード角、遅れる角度がラグ角です。(b)正しい。オートローテーションでは駆動トルクがなく、空気力がブレードを前へ押すので、ブレードは中立位置より前方向に進みます(リード)。(c)正しい。ブレードは回転面内で、空気抗力(後ろへ引く力)と遠心力(外へ引く力)の釣り合いで決まる一定のドラッグ角をとります。(d)誤り。逆です。回転数が高いと遠心力が大きく、ラグ角は小さくなります。揚力(ピッチ)が大きいと抗力が増え、ラグ角は大きくなります。
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【リード・ラグが起こる理由】 ブレードがフラッピングすると、回転の中心からブレードの重心までの距離が変わり、角運動量を保とうとして回転面内で進んだり遅れたりします(コリオリの効果)。全関節型ロータは、ドラッグ・ヒンジとドラッグ・ダンパでこの動きを逃がし、付け根の応力を減らします。

出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問8(国土交通省 公表)出典元ページ

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