機体構造に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空工学(回転翼) 第15問
機体構造に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)骨組構造は、鋼管などで組み立てた骨組みが強度を受け持つ構造である。引張りや圧縮に対する荷重に弱く現在の航空機には全く用いられていない。(b)モノコック構造は、基本的に外板のみで構成された構造であるため曲げや捻りなどの荷重を受け持つことができない。(c)セミモノコック構造は、外板、縦通材、フレームなどで構成された構造であり、骨組構造とモノコック構造の特長を合わせたものである。(d)サンドイッチ構造は、2枚の外板の間にハニカムコアなどの軽量な芯材を挟み接着した構造であり、軽くて大きな曲げ剛性と曲げ強度が得られ、遮音性、断熱性、振動に対する減衰能力にも優れている。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(c)(d)の二つです。
(a)誤り。骨組構造(トラス構造)は、鋼管などの部材を組み立て、部材が引張りや圧縮の荷重を受け持つ構造で、こうした荷重に弱いわけではありません。一部の小型機やヘリコプタ(鋼管の胴体やテール・ブームなど)にいまも使われており、「全く用いられていない」も誤りです。(b)誤り。モノコック構造は、外板そのものが曲げや捻り(ねじり)などの荷重を受け持つ構造です。「荷重を受け持つことができない」は誤りです。(c)正しい。セミモノコック構造は、外板に縦通材(ストリンガ)やフレームを組み合わせた構造で、骨組構造とモノコック構造の特長を合わせたものです。現在の航空機の主な構造です。(d)正しい。サンドイッチ構造は、2枚の外板の間にハニカムコアなどの軽い芯材を挟んで接着した構造で、軽くて曲げ剛性・曲げ強度が大きく、遮音性・断熱性・振動の減衰にも優れています。
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【構造の比較】
骨組構造 骨組みが荷重を受け持つ。外板は形を整えるだけ
モノコック 外板が荷重を受け持つ。へこみや穴に弱い
セミモノコック 外板と縦通材・フレームで分担する
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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