加速度(G)が身体に及ぼす影響に関する記述(a)、(b)について、その正誤の組み合わせとして正しいものはどれか。(1)~…
空中航法 第19問
加速度(G)が身体に及ぼす影響に関する記述(a)、(b)について、その正誤の組み合わせとして正しいものはどれか。(1)~(4)の中から選べ。(a)操縦桿を急速に前方に押し倒すときに身体に受ける力は体内の血液と諸器官を頭の方に移動させるように作用する。(b)スティープターンでは遠心力の作用によってパイロットは座席に押しつけられる結果、血液と体内器官は急速な引き起こしの場合と同様の生理学的な影響と兆候を伴う。
- (1)(a): 誤 (b): 誤
- (2)(a): 誤 (b): 正
- (3)(a): 正 (b): 誤
- (4)(a): 正 (b): 正
正答 (4)
正答は (4)。(a)(b)とも正しい記述です。
(a)正しい。操縦桿を急に前へ押すと、体には頭の方向への力(マイナスG)がかかり、血液や内臓が頭の方へ移ります。顔が充血し、視野が赤く見える(レッドアウト)ことがあります。(b)正しい。急旋回(スティープターン)では、遠心力で体が座席に押し付けられ(プラスG)、急な引き起こしと同じように、血液や内臓が下の方へ移ります。頭への血流が減って、視野が暗くなったり(グレイアウト・ブラックアウト)、意識を失ったりすることがあります。
【旋回のGの目安】
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水平旋回の荷重倍数は 1/cosθ です。
バンク45° 約1.4G
バンク60° 2G
【対処】
プラスGが大きいときは、腹筋に力を入れるなどして頭への血流を保ちます。急な操縦を避け、Gを徐々にかけるようにします。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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