飛行中の錯覚についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

空中航法 第19問

飛行中の錯覚についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)地上物標のない場所では、実際の高度よりも高く飛んでいるように錯覚しがちである。(b)長い時間の定常旋回中に頭を急に動かすと、まったく異なった軸で旋回しているような錯覚が起こる。(c)風防に当たる雨はより高い高度にいるように見せかける錯覚の原因となる。(d)通常より狭い幅の滑走路に進入するときは、実際の高さよりも高い高度にあるような錯覚を生じやすい。

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。 (a)正しい。水面や雪原など地上の物標がない場所では、高さの手がかりがないため、実際より高く飛んでいるように感じがちです。その結果、低く飛びすぎるおそれがあります。(b)正しい。長い定常旋回中に頭を急に動かすと、半規管の刺激が重なり、まったく別の軸で回っているような強い錯覚(コリオリ錯覚)が起こります。(c)正しい。風防に当たる雨は、実際より高い高度にいるように感じさせる錯覚の原因になり、進入が低くなるおそれがあります。(d)正しい。通常より幅の狭い滑走路に進入するときは、実際より高い所にいるように感じ、進入が低くなりがちです。
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【錯覚の向き】 実際より高く感じる(低く進入しがち)  上り勾配、幅の狭い滑走路、物標のない地表、風防の雨 実際より低く感じる(高く進入しがち)  下り勾配、幅の広い滑走路 錯覚に気付いたら、計器(高度計・昇降計・進入角指示灯など)で確かめます。

出典:令和3年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問19(国土交通省 公表)出典元ページ

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