空港進入前に入手したQNH 29.68 inHgに対し、誤って29.86 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進…
空中航法 第13問
空港進入前に入手したQNH 29.68 inHgに対し、誤って29.86 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進入した。場周経路下の標高が200 ftのところを、計器高度1,000 ftで飛行した場合、場周経路下の標高からの対地高度に最も近いものはどれか。
- (1)620 ft
- (2)980 ft
- (3)1,180 ft
- (4)1,380 ft
正答 (1)
正答は (1)。約620ftです。
【誤差の大きさ】
正しいQNHより高い値をセットすると、高度計は実際より高く示します。
セットした値 − 正しい値 = 29.86 − 29.68 = 0.18inHg
1inHg ≒ 1,000ft なので
0.18inHg ≒ 180ft(高度計が高く示す分)
【実際の高度】
真高度(平均海面上) ≒ 1,000 − 180 = 820ft
対地高度 = 820 − 200 = 620ft
【ほかの選択肢】
(2) 980ftは、誤差の向きを逆にした値(1,000 + 180 − 200)です 誤り
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(3) 1,180ftは、誤差の向きを逆にし、標高も引かなかった値(1,000 + 180)です 誤り
(4) 1,380ftは、誤差の向きを逆にし、標高を引かずに足した値(1,000 + 180 + 200)です 誤り
【覚え方】
「高い値をセットすると、高度計も高く示す(実際は低い)」。QNHの聞き違い・セットの誤りは、場周経路の低い高度では特に危険です。29.86と29.68のように、数字の入れ替えに注意します。
出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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