クロス・カップリングの記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空工学(回転翼) 第12問
クロス・カップリングの記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。ただし、ロータの回転が上から見て反時計回りのヘリコプタの場合とする。(a)前進飛行中に出力増加のためコレクティブ・ピッチ・レバーを上げると機首は上がる。(b)前進飛行中に旋回のためサイクリック・スティックを左に操作すると機首は上がる。(c)前進飛行中にサイクリック・スティックを後方に操作すると機体は左に傾く。(d)ヘリコプタの各機種によりクロス・カップリングの変位量や変位時期は異なる。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(d)の三つです。
クロス・カップリングは、ある操縦(コレクティブやサイクリック)をしたときに、操作した軸とは別の軸にも機体の動きが現れる現象です。ロータが上から見て反時計回りのヘリコプタでは、次のような傾向があるとされます。
(a)正しい。前進飛行中にコレクティブ・ピッチ・レバーを上げると、ロータの推力が増えて回転面が後ろへ傾こうとするので、機首は上がります。(b)正しい。前進飛行中に旋回のためサイクリック・スティックを左に操作すると、機首は上がる傾向になるとされます(右に操作すると機首が下がる)。(c)誤り。前進飛行中にサイクリック・スティックを後方に操作すると、機首上げの動きに伴って、機体は右に傾く傾向になるとされます。「左に傾く」は逆です。(d)正しい。クロス・カップリングの変位量や現れる時期は、ロータの形式などによって機種ごとに異なります。
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【操縦での注意】
クロス・カップリングが現れる向きは、ロータの回転方向で逆になります。一つの操縦をするときは、ほかの軸の動きも見越して、サイクリックやペダルで小さく修正を加えます。
出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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