単発のヘリコプタにおける高度-速度包囲線図(H-V線図)に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第11問
単発のヘリコプタにおける高度-速度包囲線図(H-V線図)に関する記述で誤りはどれか。
- (1)完全な自動回転飛行の状態で安全に着陸できない高度-前進速度の組合せを示したものである。
- (2)発動機が不作動となった場合、特別な操縦技術、注意力、または操縦力を必要とせず円滑に自動回転飛行に移行できることを前提に作成されている。
- (3)一般的に縦軸は対地高度、横軸は指示対気速度で示されている。
- (4)ホバリングの状態は適用されない。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
H-V線図(高度-速度包囲線図)は、ホバリング(対気速度0)を含む高度と前進速度の組み合わせについて、発動機が止まったときに安全に自動回転着陸できない範囲(避けるべき範囲)を示したものです。低速で中くらいの高度のホバリングは、まさに避けるべき範囲に入ることが多く、「ホバリングの状態は適用されない」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 発動機が止まって完全な自動回転飛行になったとき、安全に着陸できない高度と前進速度の組合せを示したものです 正しい
(2) 発動機が不作動になったとき、特別な操縦技術・注意力・操縦力を必要とせずに円滑に自動回転飛行へ移れることを前提に作られています 正しい
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(3) 一般に、縦軸は対地高度、横軸は指示対気速度で示されます 正しい
【線図の二つの領域】
低速・中高度の領域 自動回転に入って十分な回転数と速度を得るための高度が足りない
高速・低高度の領域 フレアや姿勢の変更をする前に地面に接してしまう
離着陸の経路は、この二つの領域を避けるように計画します。
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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