上反角とその効果に関する説明で誤りはどれか。…
航空工学 第15問
上反角とその効果に関する説明で誤りはどれか。
- (1)中翼機は胴体による上反角効果は得られない。
- (2)上反角があると横滑りに入ったとき左右の翼に迎え角の差を生じ、滑った側の翼の迎え角が大きくなるので、揚力は増加し傾きを直す復元力を生じる。
- (3)上反角効果は主として飛行機の方向安定に影響する効果である。
- (4)上反角とは、機体を水平に置いたとき、翼を前方から見て翼端が翼根元に対して高くなっていく度合いを水平面に対してなす角である。
正答 (3)
正答は (3)。上反角効果は横の安定(ロールの安定)に働く効果で、「方向安定」が誤りです。
上反角があると、機体が傾いて横滑りしたとき、滑った側の翼の迎え角が増えて揚力が大きくなり、傾きを元に戻す力が生まれます。これは横の安定で、方向(ヨー)の安定は主に垂直尾翼が受け持ちます。
【ほかの選択肢】
(1) 中翼機は胴体による上反角効果が得られません(高翼機はプラス、低翼機はマイナス) 正しい
(2) 滑った側の翼の迎え角が増え、復元力を生じます 正しい
(4) 前から見て翼端が翼根より高くなる度合いを、水平面とのなす角で表します 正しい
【覚え方】
上反角=横安定、垂直尾翼=方向安定、水平尾翼=縦安定。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 航空工学 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
「航空工学」のほかの問題
- 令和元年11月期 第3問定常つり合い旋回時の旋回半径について正しいものはどれか。
- 令和2年3月期 第15問重心位置に関する記述で誤りはどれか。
- 令和2年11月期 第19問下図に示す操作標識の意味で正しいものはどれか。
- 令和3年11月期 第10問次の性能曲線で表される性能を持った滑空機が沈下率aの下降気流の中を飛行中の最小沈下速度で
- 令和4年11月期 第18問フラップ操作範囲についての対気速度計標識について正しいものはどれか。
- 平成31年3月期 第13問耐空性審査要領に定められている速度の定義で誤りはどれか。
スポンサーリンク

