耐空類別が飛行機輸送Tに適用されるタービン発動機の燃料系統について、(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1…
航空工学 第11問
耐空類別が飛行機輸送Tに適用されるタービン発動機の燃料系統について、(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)各燃料系統は、系統内に入った空気によりフレーム・アウトの状態が起こらないように配置しなければならない。(b)水分を飽和させた27℃の燃料に3.8ℓ当たり0.75ccの水分を加え、さらにこの燃料を運用中予想される最もか酷な氷結状態に冷却しても、その流量及び圧力の範囲内において継続した運用ができるものでなければならない。(c)落雷の可能性の多い部分に落雷の直撃を受けた場合においても、系統内の燃料蒸気に着火しないように設計され、配置されていなければならない。(d)燃料使用不能量は、当該タンクよりのフィーディングを含めてすべての予想される運用および飛行運動状態の内そのタンクに生ずる最も不利な燃料供給状態において発動機に対して最初の機能不良の徴候が現れる量より少なくない量に設定しなければならない。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (4)
正答は (4)。空気によるフレーム・アウトの防止、水分を加え冷却した燃料での運用、落雷の対策、使用不能燃料量の設定の4つとも正しいです。
(a)正しい。燃料系統は、系統内に入った空気でフレーム・アウトが起こらないように配置します。(b)正しい。水分を飽和させた27℃の燃料に3.8ℓ(1ガロン)あたり0.75ccの水を加え、最も過酷な氷結状態まで冷やしても、規定の流量・圧力の範囲で運用を続けられることが求められます。(c)正しい。落雷を受けやすい部分に直撃を受けても、系統内の燃料蒸気に着火しないように設計・配置します。(d)正しい。使用不能燃料量は、最も不利な燃料供給の状態で、発動機に最初の機能不良の兆候が現れる量より少なくない量に定めます。
【見分け方】
燃料系統の基準は「空気・水と氷・落雷・使えない燃料」の4つの危険に備えるものです。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「航空工学」のほかの問題
- 令和元年11月期 第16問TCASⅡ(衝突防止装置)を装備した航空機が応答信号から得る情報で誤りはどれか。
- 令和2年9月期 第19問慣性基準装置(IRS)が算出するデータで誤りはどれか。
- 令和3年5月期 第2問高速飛行に伴う現象(a)~(d)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選
- 令和3年11月期 第5問旋回率(ω)を求める式で正しいものはどれか。ただし速度をV、バンク角をθ、重力加速度をG
- 令和4年5月期 第8問耐空類別が飛行機輸送Tの離陸経路に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつある
- 令和元年5月期 第11問油圧アキュムレータの説明で誤りはどれか。
スポンサーリンク

