スタティック・ディスチャージャの設置目的で正しいものはどれか。…
航空工学 第15問
スタティック・ディスチャージャの設置目的で正しいものはどれか。
- (1)航空機の可動部分は一か所に帯電しないよう他の部分と全て接続されている。
- (2)機体に帯電した静電気を放電し、無線機器に生じる有害な雑音を除去する。
- (3)燃料油量を計るシステムである。
- (4)避雷針の一種で、航空機への落雷防止のため用いられている。
正答 (2)
正答は (2)。スタティック・ディスチャージャは、機体に帯電した静電気を少しずつ放電させ、無線の雑音を減らすための部品です。
翼や尾翼の後縁・翼端に付けた細い棒状の部品(放電索)です。飛行中に雨・氷晶・ちりとの摩擦で機体にたまった静電気を空気中へ逃がし、HF・VHFの受信に入る雑音(プレシピテーション・スタティック)を抑えます。
【ほかの選択肢】
(1) 可動部分を機体と電気的につなぐのは、ボンディング・ジャンパの役目なので 誤り
(3) 燃料の量を測るのは燃料油量計で、放電索とは関係ないので 誤り
(4) 落雷を防ぐ避雷針ではないので 誤り
【見分け方】
「ディスチャージ=放電」。目的は無線の雑音を減らすことです。
出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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