タービン・エンジン材料の特異現象で、極端な熱や機械的応力を受けたとき、時間とともに材料に応力方向に塑性変形が増加する現象…
航空工学 第15問
タービン・エンジン材料の特異現象で、極端な熱や機械的応力を受けたとき、時間とともに材料に応力方向に塑性変形が増加する現象で正しいものはどれか。
- (1)クリープ
- (2)ロー・サイクル・ファティーグ
- (3)チタニウム・ファイア
- (4)エロージョン
正答 (1)
正答は (1)。クリープです。
クリープは、高温の下で一定の応力を受け続けると、時間とともに応力の方向に塑性変形(伸び)が増えていく現象です。タービン・ブレードは高温で大きな遠心力を受け続けるので、クリープで伸びるとケーシングに接触したり破断したりするおそれがあり、使用時間やEGTの制限で管理されます。
【ほかの選択肢】
(2) ロー・サイクル・ファティーグは、エンジンの始動・停止や推力の大きな変化のたびに繰り返される大きな応力と温度の変化による疲労です。時間とともに一定の応力で伸びる現象ではありません 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) チタニウム・ファイアは、チタン合金の部品がこすれ合うなどして発火し、燃え広がる現象です 誤り
(4) エロージョンは、砂やちりなどの粒子が当たって表面がすり減る現象です 誤り
【覚え方】
クリープ 高温・一定の応力・時間とともに伸びる
低サイクル疲労 回数(始動・停止のサイクル)で壊れる
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
- 准定期運送用操縦士(飛行機) 令和元年11月期 第14問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和元年11月期 第14問
- 准定期運送用操縦士(飛行機) 令和2年3月期 第14問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和2年3月期 第14問
- 准定期運送用操縦士(飛行機) 令和2年9月期 第14問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和2年9月期 第14問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和3年11月期 第15問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和4年11月期 第14問
「航空工学」のほかの問題
- 令和元年11月期 第20問総重量130,000lb、重心位置が基準線後方600inにある飛行機で、搭載している1,
- 令和2年9月期 第3問高速飛行に伴う現象(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から
- 令和3年3月期 第6問耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される操縦性及び運動性で正しいものはどれか。
- 令和3年7月期 第9問耐空類別が飛行機輸送T(双発機)に適用される最小操縦速度(VMC)の条件(a)~(d)の
- 令和4年5月期 第12問航空機乗組員用酸素吸入装置(酸素マスク)について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつ
- 令和元年5月期 第15問スタティック・ディスチャージャの設置目的で正しいものはどれか。
スポンサーリンク

